こんにちは、カズオです。
みなさんは運動は好きですか?
めちゃめちゃ好きで毎日運動しているという方もいれば、運動が嫌いでなかなか続かないという方もいらっしゃると思います。
実は私も運動自体は元々そんなに好きではなく、継続的に運動できるようになるには結構苦労しました
特に、明確な目的がなく、健康維持のような漠然とした目的だとなかなか難しいですよね。
しかしながらそんな私でも、ある方法で10年以上の間、楽しみながら運動を続けることができています。
本記事では、運動が嫌いになる原因を探りながら、運動が嫌いな人でもモチベーションを維持しながら運動を続けられる方法を紹介したいと思います。
また、あわせてNGな行動も紹介しますので、現在の行動が当てはまっていないか確認してみてください。
運動が続かない理由とは
まず、運動が続かない理由は何でしょうか。
「なんとなく続かないんだよなー」
という方も多いかと思います。
しかし、運動を続けられるようになるためにはなぜ自分が運動を続けられないのかをきちんと認識した上で対策していく必要がありますので、この機会に確認していきましょう。
モチベーションが維持できない
運動が続かないのは、やはりモチベーションの問題が一番大きいです。
何事もモチベーションが維持できなければ続けることはできないですよね。
しかし、この「維持」がとても難しいのは、この記事を読んでいる方には実感している方も多いことでしょう。
このモチベーションが維持できないことには、さらに原因があります。
- 運動の楽しみ方がわからない
- 運動がそもそも嫌い
- 長期的な目標がない
- 運動しなかった場合のデメリットを認識していない
つまり、モチベーションを維持する仕組みが構築されていません。
運動が好きな方であれば、運動すること自体がモチベーションになります。
しかしそうでない方は、当てはまる事項に対してそれぞれの対策をして、モチベーション維持の仕組みを構築する必要があります。
この対策が甘いとモチベーションを維持できず、運動を継続することができなくなります。
物理的な障害が発生する
運動をする上で何かしら物理的な障害がある場合、運動を継続できなくなる原因となります。
例えばジムに通っている場合、そのジムが電車に乗らないと行けない場所にあったり、徒歩20分以上の場所にあるような場合は「距離」という障害が発生します。
この「距離」という障害により…
「時間がない」
「疲れている」
「面倒くさい」
このような運動しない理由が発生します。
同じように、外で運動する場合は「天候」であったり、「気温」といった運動ができない理由が発生する可能性があります。
このように、物理的に運動が困難である、あるいは困難であるように感じる。
そんな障害が発生してしまうことが、運動嫌いの人が運動が続かない理由の一つとなっています。
運動が嫌い
運動が続かないのは、運動が嫌いということが根底にありますよね。
好きなことであれば問題ありませんが、嫌いなことを続けることは本当に難しいです。
そして、こんなことを言うと身も蓋もありませんが、運動嫌いな人が運動を好きになることは不可能に近いと思います。
ですので、無理に運動自体を楽しもうとしてもそれは無理です。
嫌いなものは嫌いと認め、その中でどうやって継続していけるかを考えていく必要がある、と私は考えます。
運動が続かない人のNGな行動
ここからは、運動を続けるために逆効果となっている行動を紹介していきます。
結構これをやってしまっている人が多いかと思いますので、自らのこれまでの行動と照らし合わせてみてください。
そしてもし当てはまっている場合は、本当にその行動は意味があるのかを再度考えてみましょう。
無理やりスポーツジムに通う
これはよくやりがちなので、注意が必要です。
う、心当たりがあるな…
私も実際にやっていました
とりあえずジムに入会してお金を払っておけば、通うようになるだろうと。
最初のうちは月会費がもったいないので、週に3~4回通っていましたが、1ヶ月も経たないうちに週1~2回程度に減りました。
最終的には月1回程度に減り、月会費=1回分の料金になってしまいました
月会費制の場合、お金を払っている実感が徐々になくなってくるので、スポーツジムへの入会は、運動することへの強制力としては不十分でした。
もしかしたらこの記事を読んでいる方で、今もジムにお金を払いながら全然行けていないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。
正直に言います。お金の無駄なので、すぐに退会すべきです。
もちろん、スポーツジムを活用することで運動やトレーニングの効率は上がりますので、しっかり活用できる方にはおすすめできます。
しかし、それができずに月に1~2回しか行っていないような人は1回あたり4,000円~10,000円くらい払っていることになっているので、あまりにももったいないです。
それだけでトレーニング器具が買えてしまいます。
せめて1回数百円の市区町村でやっているジムに切り替えるか、自宅でのトレーニングに切り替えをしましょう。
そして、スポーツジムに通うのは運動のモチベーションを高めてからにしましょう。
繰り返しになりますが、スポーツジムに通っても運動嫌いは克服できません。
最初からハードなトレーニングをする
最初からハードなトレーニングをしても継続することは難しいです。
継続する上で重要なことは、運動を習慣化することであり、生活の中に溶け込ませることです。
ハードなトレーニングは運動に対するハードルを上げてしまうので、最初のモチベーションが高いうちは良くても、徐々にやらなくなってしまいます。
また、体の負担を考えても続けづらくなります。
「明日は仕事だから」「今日は何となく体調がよくないから」等、いろんな言い訳が出てくるようになってしまいます。
ですので、体を鍛えることが趣味の場合や明確な目的がある場合を除いて、最初からハードなトレーニングをすることは避けましょう。
無理なトレーニングは怪我の原因にもなりますので、ご注意ください。
短期的な目標だけを設定する
目標を立てることは物事を継続する上で大切なことなのは間違いありません。
しかしながら短期的な目標だけの場合、その目標が達成されると途端にモチベーションが下がります。
特にダイエットや運動不足の解消を目的としている場合、長期継続に意味があるので、目先の目標だけを達成してもあまり意味はありません。
よくあるのが、こんな目標です。
「結婚式までに痩せる」
「同窓会までに痩せる」
「夏までに痩せる」
これはこれで、もちろん良い目標だと思いますが、これだけではその先がありません。
そのイベントが過ぎてしまえばすぐにリバウンド、下手すれば前よりも太るなんてこともあり得ます。
これを避けるため、短期的な目標だけでなく、同時にその次の目標も立てることが重要です。
運動嫌いが運動を続けられる7つの方法
ではここからは私が実践している運動を続けられる方法を紹介してきます。
今回紹介する方法は下記の7つです。
- 客観的に判断できる目標を立てる
- 繰り返し目標設定を行う
- 小さな成果をわかるようにする
- いつでも運動ができる環境をつくる
- 自分の好きな事や趣味と結びつける
- すでに習慣化していることとセットにする
- 他人に目標を宣言する
これらについて、細かく解説していきます。
客観的に判断できる目標を立てる
運動を続ける上で大事なことは、客観的に判断できる目標を設定するということです。
例えば、「見た目痩せる」「運動する習慣をつける」といった主観的な目標では、達成判断に甘えがでてしまう可能性があります。
また、曖昧な目標だと達成時の達成感も少なく、モチベーションには繋がりにくいです。
そういった意味で、目標は客観的な数値で判断できるものにしましょう。
難しく考えることはなく、体重でも良いですし、健康診断の数値でも大丈夫です。
とにかく、自分が改善したいことに関する数値で目標を立てることが重要です。
ちなみに私は「体重」と「体脂肪率」に加え、健康診断でよくひっかかる「中性脂肪」の目標値を設定しています
必ず具体的な目標値を持つようにしましょう。
繰り返し目標設定を行う
目標設定についてもう一つ大切なことは、繰り返し設定を行うということです。
なぜ繰り返しかというと、一度の目標では、それを達成した瞬間にモチベーションが下がるからです。
継続的に運動をしたいのであれば、単発ではなく繰り返し目標設定をする必要があります。
そしてもう一つ重要なことは、目標を達成できなかった場合のデメリットをしっかり想定し、認識しておくことです。
例えば…
- 健康ではなくなり、自分の楽しみが減ってしまう
- 理想の体型ではなくなり、後ろめたさや劣等感を感じる
- 逃げ続けていることを悔やみ、後悔の念に苛まれる
こんなことになるくらいであれば、しっかり運動しておきたいですよね。
でも、何を目標値にすれば良いんだろうか
そんな方は、健康診断の数値を目標にすることをおすすめします
毎年健康診断を受けている方は、この数値を目標にすることで繰り返し目標設定をすることができます。
たとえば正常値を目標にする、すでに正常値の場合はそれを来年も維持する、そんな目標でも十分なので、必ず毎回目標を立てることが肝心です。
もし目の前に「結婚式までに痩せる」「同窓会までに痩せる」といった短期的な目標がある場合は、最初の目標を立てる段階で、次の目標も一緒に立てましょう。
例えば同窓会までに10㎏痩せると目標を立てた場合は、同時に次の健康診断まで体重を維持するという目標も立てます。
そしてその健康診断の結果が来たら、次の健康診断までの目標を設定すれば、うまく目標設定のサイクルに乗せることができます。
常に目標がある状態にしておきましょう。
小さな成果をわかるようにする
モチベーションを維持するためには成果がすぐにわかることが大切です。
そのためには小さな成果がわかるような工夫をしましょう。
一番わかりやすいのは毎日体重を量るということです。
可能であれば、小数点以下(㎏)の重さまで測定できる体重計で測定するのがおすすめです。
これにより細かな変化に気付くので、ちょっとした成果がでればモチベーションに繋がります。
逆に悪化している場合もすぐに気付くことができます。
このように、健康状態の確認に加えて目標値の設定がしやすくなるため、これから体重計を購入する場合は情報量が多い物の方が良いでしょう。
いつでも運動ができる環境をつくる
この方法は、いつでも運動できる環境をつくることで、運動しないことへの言い訳を排除するというものです。
また、モチベーションを削ぐような物理的な障害も取り除きます。
家の近くにスポーツジムがない場合や、運動があまり好きではない人は、自宅での運動をおすすめします。
家の中で運動ができれば、天候や気温に左右されることなく、忙しい時でもスキマ時間で運動することができます。
もっと言うと、ある程度道具を揃えれば、仕事をしながら運動することさえも可能です。
でも、自宅に運動器具を揃えるには、お金も置き場所も結構必要になるんじゃないの…
不安な気持ちはよく分かりますが、実際は想像よりもお金も場所も必要ありませんよ
きとんと器具を選べば、集合住宅でも狭い部屋でも置けますし、金額もジムに通うよりも安く抑えられます。
「本当に大丈夫なの?」という方は、下記の関連記事を読んでみてください。
マンションやアパート等の集合住宅でも使用でき、低コストで効果的な器具を紹介しています。
自分の好きな事や趣味と結びつける
運動が嫌いな人はどうやっても運動は嫌いです。
これを無理に好きになるように努力するのは時間の無駄です。
じゃあどうすれば良いの?
元々好きなことと、運動を結びつけるようにすると良いでしょう
例えば私の場合、運動しながらゲームや読書をしたり、アニメやドラマ、YouTubeの視聴をしています。
筋トレのような無酸素運動よりも時間を使う有酸素運動においては、「暇」を感じてしまうことが多いでしょう。
この「暇」が運動を退屈なものにし、最後は嫌いにしてしまうのです。
ですので、運動中にどのように時間を有効に使えるかが重要です。
個人的には、何かしながら運動ができるエアロバイクがおすすめです。
私の場合、エアロバイクに乗りながら色々な趣味を楽しんでいます
下記のような折りたためるタイプのエアロバイクはとてもコンパクトなので、場所もとらずに便利です。
また、PCで作業をしながら、読書をしながら運動したいという方にはデスクと一体になっているエアロバイクもあります。
このように、器具を工夫すれば色々なことをやりながら運動が可能になります。
まだまだおすすめのエアロバイクを紹介したいところですが、本記事ではここまでにしておきます。
もしエアロバイクに興味がある方は、エアロバイクの選び方や目的・機能別におすすめのマシンを紹介している記事がありますので、ぜひ参考にしてください。
すでに習慣化していることとセットにする
すでに習慣化していることとセットにすることで、運動が継続しやすくなります。
例えば、私の場合は入浴とセットにしており、入浴前に運動することを習慣にしています。
元々、運動した後に毎回シャワーで汗を流すのが面倒だなーって思ってたんですよね笑
それならばいっそ、お風呂に入る前に運動すればもう一度シャワーを浴びる必要はないと考え、風呂に入りたい時はまず先に運動するようにしました。
それを続けるうちに、風呂に入る=事前に運動するという習慣が身に付きました。
これはあくまで一例なので、歯磨きをしながらエアロバイクに乗る、マンションでごみ捨てをする時は階段を使う等、何でも大丈夫です。
とにかく、何か習慣になっていることがあるならば、それに便乗して運動もセットにすることで運動も習慣にしてしまいましょう。
他の人に目標を宣言する
この方法は、他人に目標を宣言をすることで逃げ道をなくし、自分を追いこむ方法です。
これは短期的な効果が期待できます。
やはり人間は他人に話すことで、やらなくてはいけないという気持ちになるものです。
そういった意味で、周囲の人に目標を宣言をしてみると良いでしょう。
SNSで宣言するという方法もあります。
ただ、宣言する相手は自分にとってプレッシャーになる相手でなくては意味がないので、宣言する相手はしっかり考えましょう。
何回も勝手に宣言されても、宣言された側も迷惑ですからね笑
この方法はあくまで短期的な効果しかないので、あまり多用はしないようにしましょう。
重要なことは他人からの評価ではなく、自分自身の習慣にできるかどうかなので、そこだけは忘れないようにしておく必要があります。
運動嫌いが運動を続けられる方法まとめ
ここまで運動嫌いが運動を続けられる方法とNGな行動を紹介してきました。
最後にもう一度振り返ってみましょう。
- 客観的に判断できる目標を立てる
- 繰り返し目標設定を行う
- 小さな成果をわかるようにする
- いつでも運動ができる環境をつくる
- 自分の好きな事や趣味と結びつける
- すでに習慣化していることとセットにする
- 他人に目標を宣言する
- 無理やりジムに通う
- 最初からハードなトレーニングをする
- 短期的な目標だけを設定する
いかがでしたでしょうか。
運動嫌いの人にとっては運動を継続することはとても大変なことです。
そんな運動嫌いの方が、この記事で少しでも運動を継続できるようになれたらうれしく思います。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた~