こんにちは、カズオです。
「エアロバイクに興味があるけど、何を買っていいのかわからない…」
そんな方はいませんか?
本記事では、数々のエアロバイクを使用してきた私が厳選する「おすすめのエアロバイク7選」を紹介していきます。
そしてその7つのマシンのうち、どのマシンが最適かを判断できるように、様々な切り口からおすすめマシンを紹介していきます。
例えば…
- 構造や負荷方式別のおすすめ
- ダイエット、体力強化、リハビリといった目的別のおすすめ
- 高齢者や初心者といった使用者別のおすすめ
- 部屋が狭い、音が出せないといった置き場所の状況別のおすすめ
- 予算別のおすすめ
このように、様々な観点から検討できるようにしていますので、きっと理想のエアロバイクが見つかるでしょう。
また、エアロバイクの構造や選び方のポイントもお伝えしていきますので、初心者の方でも安心して読んでくださいね
なお、本記事で紹介するマシンは基本的に心拍数測定・カロリー計算機能が搭載されたものを厳選しています。
一部未搭載のマシンも紹介しますが、その際には注意書きを記載しています。
- 効率的に痩せられるエアロバイクはどれ?
- ガッツリ体力づくりができるエアロバイクはどれ?
- 部屋が狭いけど、あまり場所をとらないで置けるのはどれ?
- 集合住宅だから静かなマシンがいいけど、どれがいいの?
エアロバイクの選び方のポイント
一口にエアロバイクと言ってもたくさんの種類があります。
エアロバイクの場合、主に負荷方式と形状の2つのポイントで分類ができます。
さらに、その中でも各マシンの特徴があり、闇雲に探してもなかなか良いマシンには出会えません。
もし、エアロバイクについて詳しくない場合は、まずはどんな種類があるのかを学ぶようにしましょう。
その上で、どんな目的でエアロバイクがほしいのか、そして使用者自らの状況と置き場所の状況、予算に照らし合わせて選ぶようにして下さい。
つまり、下記の4つが重要なポイントですね!
- 使用目的
- 使う人の状況
- 置き場所
- 予算
この記事では、エアロバイクを分類別に紹介するだけでなく、上記のポイント別にも紹介していきますので、自分の選びやすい方法で選んでください。
どうしても選べない!という方は、記事後半のポイント別の選び方を参考にして下さい。
また、どのエアロバイクを選んだ場合でも共通することですが、床を傷つけないように下に敷くマットも併せて購入することをおすすめします。
エアロバイクを負荷方式で選ぶ
まずは負荷方式別に紹介していきます。
エアロバイクの負荷方式には主に4つの方式があります。
- ベルト負荷方式
- マグネット負荷方式
- 電磁負荷方式
- 摩擦負荷方式
ベルト負荷方式
ベルト負荷方式はゴム製のベルトでホイールを押さえつけることにより、負荷をかけます。
この方式は一番イメージがしやすいと思いますし、実際に家庭用のマシンにもよく採用されています。
この方式のメリット・デメリットです。
メリット | デメリット |
---|---|
価格が安い | 負荷自体が弱い 負荷の強度調整があまりできない 静音性に劣る 維持コストがかかる |
維持コストについて、本方式はベルトが切れる可能性があるため、それに伴うコストがかかる可能性があります。
確かに安価ではありますが、デメリットが多く、個人的にはこの方式はおすすめしていません
探せば他の方式でも安価なエアロバイクはありますし、せっかく購入するのであれば気持ちよく使い続けられるものが良いと思います。
ということで、 本記事ではベルト負荷方式のおすすめのマシンは「なし」となります。
マグネット負荷方式
マグネット負荷方式はホイールに永久磁石を近づけることで、その磁力により負荷をかける方式になります。
ベルト負荷方式と同様に、家庭用のマシンに使用されることが多いです。
マグネット負荷方式のメリット・デメリットが下記の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
負荷強度を幅広く調整できる 使用音が静か 消耗しない 軽量なマシンが多い 比較的安価なマシンが多い | 最大負荷がそれほど大きくない 連続使用時間に制限がある |
マグネット負荷方式は磁力による負荷のため、使用音がほとんどせず、近隣住民や家族に迷惑がかかりません。
また、何かを接触させて摩擦を生んでいるわけではないため、使っているうちに消耗するということがありません。
そして、軽量で安価なものが多いことから、初心者が家庭で使用するには最もおすすめのタイプだと思います。
一方で、連続使用時間が30分~60分程度に制限されていることが多く、本格的なトレーニングをしたい方には不向きですので、ご注意ください。
このマグネット式は色々な機能が付加されたマシンが多いため、ここでは3つのマシンを紹介します。
コンパクトな万人向けマシン
折りたたみ可能でコンパクトな万人向けマシンです。
エアロバイクで衰えがちな上半身も同時にトレーニングできるため、どんな方にもおすすめできるマシンです。
仕事や読書・ゲームをしながら運動できるマシン
デスク一体型のため、PCやタブレットでの作業をしながら運動できます。
忙しい人や何かをしながら運動したい人におすすめのマシンです。(脈拍計測機能は搭載されておりません。)
長時間使用が可能な最強マグネット式マシン
本マシンはマグネット方式の弱点である連続使用時間の制限を大幅に改善したマシンとなっています。
その時間は連続で90分使用可能となっており、長時間運動をしたい方におすすめのマシンです。
電磁負荷方式
電磁負荷方式は前述のマグネット方式に近い方式です。
こちらは電磁磁石を利用し、それにかける電圧を変化させることで負荷を調整する仕組みとなっています。
この電磁負荷方式は高価格帯に多く、業務用としてスポーツジムに設置されているマシンに多く採用されている方式です。
電磁負荷方式のメリット・デメリットが下記の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
強い負荷をかけられる 負荷強度を幅広く調整できる 連続使用可能時間が長い 消耗しない | 電力が必要 重量がある |
電磁負荷方式は、マグネット負荷方式より強い負荷をかけることができ、連続使用時間も100分近くとかなり長く使用できます。
そのため、本格的なダイエットやトレーニングに向いています。
一方で、重量があり、電源の確保も必要なため、自宅で使用する場合には設置場所が制限されてしまいます。
そのため、自宅に置き場所の確保ができる方向けのマシンといえるでしょう。
スポーツジムと同等の運動ができるマシン
このマシンは滑らかで均一な負荷を得られるので、効率的に運動することが可能です。
36段階に負荷を調整できるため、軽い運動から本気でダイエットしたい人までおすすめできるマシンです。
摩擦負荷方式
摩擦負荷方式はホイールにフェルトや革、布などを押し当てることにより、その摩擦で負荷を発生させる方式です。
アスリートがよく使っているのもこのタイプになります。
摩擦負荷方式のメリット・デメリットが下記の通りです。
メリット | デメリット |
---|---|
電磁式以上に強い負荷をかけられる 負荷強度を幅広く調整できる 連続使用時間の制限がないものが多い | 音が出る 維持コストがかかる |
摩擦負荷方式の最大の特徴は、連続使用時間の制限がないものが多く、かなり強い負荷をかけることが可能なことです。
これにより、ハードなトレーニングが可能になります。
一方で、どうしても物理的に摩擦を発生させるというその構造から、音が発生してしまいます。
また、フェルト等を押しあてているため、その部分は消耗品となり、維持にはコストがかかります。
これらのことから、気軽にダイエットしたいという人ではなく、きちんと体力をつけたいという人に向いています。
体力をつけたい人向けマシン
本マシンは摩擦負荷方式の中でも静音性に優れているため、自宅で体力をつけたい人におすすめのマシンです。
エアロバイクを形状で選ぶ
次に、形状で分類をしていきます。
- 折りたたみタイプ
- アップライトタイプ
- スピンバイク
- リカンベントタイプ
折りたたみタイプ
折りたたみタイプは本体と支柱がクロスする構造となっており、非常にシンプルな造りとなっています。
そのほとんどがマグネット負荷方式です。
比較的軽いものが多く、折りたためば簡単に持ち運ぶことができます。
キャスター付きだと、さらに移動が楽になりますよ
また、コンパクトであまり場所をとらないことも特徴で、トレーニング専用部屋を作れないような場合は、折りたたみタイプが無難です。
手頃な価格帯のマシンも多いので、ダイエットや運動不足解消が目的の場合、まずはこのタイプから始めるのが良いでしょう。
コンパクトな万人向けマシン
エアロバイクで衰えがちな上半身も同時にトレーニングでき、マグネット式で静音性に優れた、どんな方にもおすすめできるマシンです。
仕事や読書・ゲームをしながら運動できるマシン
デスク一体型のため、PCやタブレットでの作業をしながら運動できます。
忙しい人や何かをしながら運動したい人におすすめのマシンです。(脈拍計測機能は搭載されておりません。)
最低限の機能でとにかくコンパクトなマシン
心拍数計測や消費カロリー計算といった、最低限の機能を備えたコンパクトで安価なマシンです。
とにかくコストを抑えたいという方におすすめです。
アップライトタイプ
アップライトタイプは乗っている感覚が自転車に一番近いエアロバイクです。
負荷方式は主にマグネット式や電磁式、ベルト式が採用されています。
この形状のタイプは、サドルの高さやハンドルの角度を調整できるため、自分に合った姿勢で運動できることがメリットです。
とはいえ、折りたたみタイプでも同じような姿勢に調整できるため、アップライトタイプにこだわる必要はないと思います
なお、折りたたむことはできないので、基本的に同じ場所で置きっぱなしにして使用することになります。
このタイプでおすすめは、先ほど電磁負荷方式で紹介した下記のマシンです。
本気でダイエットに取り組む方向けのマシン
このマシンはハンドルの角度とサドルの高さを両方とも調整できるため、自分の体型に合わせてトレーニングができます。
また、高い負荷と長時間連続使用が可能なため、本気でダイエットに取り組む人におすすめです。
スピンバイク
スピンバイクは大きなホイールが使用され、スポーツ自転車のようなハンドルとサドルが特徴となっています。
前述の折りたたみやアップライトの形状とは異なり、使用時の姿勢は普通の自転車の姿勢ではなく、かなり前傾姿勢となります。
まさにロードレースや自転車競技に近い姿勢となるため、アスリートや本格的にトレーニングしたい方向けのマシンとなります。
このタイプは高負荷をかけられるものが多く、そういった意味でも、初心者向きではありません。
負荷方式は摩擦式が主ですが、マグネット式もあります。
マグネット式の方が負荷度合いが緩いので、ダイエットが目的であればマグネット式、体力増強が目的であれば摩擦式を選びましょう。
ダイエット目的のマグネット負荷方式マシン
体力増強目的の摩擦負荷式マシン
リカンベントタイプ
リカンベントタイプはサドルの代わりに背もたれ付きのシートがついており、後ろにもたれかかって使用します。
その体勢で足を前方に向けながらペダルを漕ぐため、上半身への負担が非常に少ないことが特徴です。
また、脚の位置と心臓の位置が同じくらいの高さになるため、血液の循環による心臓の負担が軽く、高齢者の方の運動やリハビリに向いています。
一方で、その形状から広いスペースを必要とする上に重量もあるため、設置場所が限定されることがデメリットです。
もし、高齢の方やリハビリが目的の方で、置き場所があるならばこのタイプを選びましょう。
高齢者やリハビリ向けマシン
このマシンは本体とシート幅が広く、抜群の安定感に加えて乗り降りが非常に楽です。
シートの前後位置調節はレバーを引くだけなので、乗ったままでも簡単に調節できて便利です。
ポイント別に選ぶ
ここまでエアロバイクの負荷方式と形状別におすすめマシンを紹介してきました。
んー、それでもまだ選べない…
そんな方は、次にお伝えする4つの観点からマシンを選んでみましょう
- 使用目的
- 使用者の状況
- 置き場所の環境
- 予算
【目的】ダイエット・運動不足解消
エアロバイクを使用する目的で最も多いのが、ダイエットや日々の運動不足解消ということでしょう。
このダイエットや運動不足解消には、程よい負荷が安定してかけられるマグネット方式か電磁負荷方式がおすすめです。
集合住宅もしくは置き場所が限られている
置き場所には余裕がある
運動が嫌い・多忙で時間がない人
なお、ダイエット目的でエアロバイクを使用する場合、その使い方も重要になってきます。
効率的なエアロバイクの使い方やトレーニングメニューについて知りたい方は、下記の記事も参考にして下さい。
【目的】短期集中ダイエット
「絶対に痩せなくてはいけない」
「短期で痩せなくてはいけない」
こんな本気ダイエッターには、マグネット負荷方式か電磁負荷方式がおすすめです。
短期で痩せようと思うと、とにかく高い負荷をかけたくなりますが、ダイエットにはそれは逆効果です。
脂肪燃焼に最適な負荷を、一定して長い時間かけ続けることができるマシンが本気ダイエットには最も効果的です。
そんな本気ダイエット向けにはおすすめマシンが2種類ありますが、置き場所として電源が確保できるかできないかで判断しましょう。
電源を確保できる
36段階に負荷を調整できるうえ、100分の連続使用ができるので、本気ダイエッターにおすすめのマシンです。
電源を確保できない
電源を確保できない場合は下記のマシンがおすすめです。マグネット式の中で最長クラスの90分連続で使用が可能です。
【目的】体力増強・筋力強化
目的が体力増強や筋力強化の場合は、高負荷をかけられる摩擦負荷方式のスピンバイクがおすすめです。
【目的】リハビリ
リハビリが目的の場合、体への負担が最小限のマシンを選ぶ必要があります。
体への負担が軽く、乗り降りも容易にできるリカンベントタイプのエアロバイクがおすすめです。
【使用者】初心者
初心者にはまずは手軽で使いやすいエアロバイクが良いでしょう。
特に軽量で、使わない時は片付けられる折りたたみタイプがおすすめです。
また、運動嫌いの方や忙しい人は、他の作業をしながら運動できるタイプがおすすめです。
基本機能が充実したモデル
運動が嫌い・多忙で時間がない人向け
【使用者】高齢者
使用者が高齢者の場合、上半身への負担が少なく、血液の循環による心臓の負担が軽いリカンベントタイプがおすすめです。
【置き場所】部屋が狭い・置き場所がない場合
部屋が狭い、置き場所がないという場合は折りたたみ式のエアロバイク一択でしょう。
最低限の機能でとにかくコンパクト
コンパクトかつ機能も充実
【置き場所】使用中に音が出せない環境の場合
集合住宅での使用や、他の家族と一緒に過ごす場所での使用等、音が出せない環境での使用はマグネット負荷方式のエアロバイクがおすすめです。
置き場所が狭い、都度片付ける必要がある
置き場所には余裕がある
【予算】とにかくコストを抑えたい
エアロバイクを使いたいけど、とにかくコストを抑えたい、という方におすすめです。
Amazon、楽天、Yahooでの平均価格が2万円以下となっています。
おすすめエアロバイク7選まとめ
ここまで、おすすめエアロバイクを様々な切り口から紹介してきました。
最後に、今回紹介している7種のエアロバイクをまとめてみます。
①アルインコ コンフォートバイク2
折りたたみタイプ、省スペース、静音設計、上半身のエクササイズ機能も付いた全部盛り。
折りたたみタイプで最もおすすめ。
②アルインコ ながらバイク4518
折りたたみタイプで静音設計のデスク一体型。
仕事や読書、ゲームをしながら運動できるので、運動嫌いや忙しい人におすすめ。
③FITBOX フィットネスバイク
静音設計で90分というマグネット式では珍しい長時間運動が可能なマシン。
本気でダイエットに取り組む人におすすめ。
④アルインコ アドバンストバイク7218
12種のプログラム付の電磁式のマシン。
スポーツジムと同等の運動ができるため、ジムに通っている人やジムと同じように運動したい人、本気でダイエットしたい人におすすめ。
⑤HAIGE スピンバイク
摩擦負荷方式の本格スピンバイク。
他のタイプよりも負荷をかけることができるため、体力増強や本格的なトレーニングを目指す方におすすめ。
⑥アルインコ リカンベントバイク7020
抜群の安定感と乗り降りのしやすさを実現したマシン。
体への負担が少ないため、高齢者やリハビリを目的とした方におすすめ。
⑦STEADY フィットネスバイク
手価格でコンパクトなモデル。
心拍数測定等のダイエットに必要な最低限の機能はあるため、コストを抑えつつ運動をしたい人におすすめ。
【番外】IROTEC ジムマット
エアロバイクを置く際にはマットを敷いておいた方が無難です。
マシン自体の重さと自分自身の体重が加わるため、大丈夫だと思っても結構床が傷ついたり、へこんだりします。
いかがでしたでしょうか。
本記事ではエアロバイクのおすすめマシンを紹介してきました。
本文の中でも触れましたが、エアロバイクは使い方も重要なので、使い方の記事も読んでみて下さい。
また、エアロバイク以外の自宅用のトレーニング器具全般を紹介している記事もありますので、そちらも参考にして下さい。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
ではまた~